テニスのスピード上達法 ストローク編

テニスラケット

テニスのストロークは観戦して理解することで上達します。この上達法を実施するときにしっかりとその状況を理解することが大切です。ストローク戦になっているということは、お互いに決め手がなく体力の勝負になりつつあるということですから、ここでは自分がどういう状況にあるのかということを考える必要があるのです。

相手の体力を削るという目的があるのであれば、一気に決めるのではなく、相手に走らせるということでストローク戦に持ち込むということも出来ますし、逆に体力の消耗を嫌がるのであれば、一気にきわどいところを狙って決めるということをしてもいいわけです。

テニスはある意味では心理戦でもあり、高度な情報戦だということも理解するといいでしょう。これは個人の考え方なども深く関わってくることになります。体力に自信があり、フットワークに自信がある人は、こうした状況に持ち込むことで、試合を有利に進めることが出来るようになります。人は体力が落ちるとミスをする確率が増えるので、体力がない人に対してはこの戦略は有効に働きます。ですから、試合を観戦していてどちらが疲れていて、どちらが有利に試合を進めているのか、両者の心理状態はどうなのかなどいろいろと考えると参考になるはずです。